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2020.10.20

先輩社員の転職体験記(心理士 中途採用1年目)

名前:宮本 知弥
入社:2020年7月(入社4カ月目)
前職:精神科クリニックにて心理士として勤務
専攻:臨床心理学
保有資格:公認心理師、臨床心理士

Q.なぜ転職を考えたのか?
A.外部と連携する力、公認心理師としての発信力を身につけたいと考えていたからです。

7月に入社した、支援員の宮本です。前職は医療領域で働いており、個別カウンセリングとグループ療法が仕事の中心でした。楽しくやりがいもあり、大学院を卒業した時の自分の理想通りの働き方ができていました。自分を育ててくれた同僚や仲間、患者様に感謝しています。

一方で、医療での限界を感じていました。幅広い治療を展開している職場であった分、職場内で多くのことが完結してしまい、外部との連携が取りにくい状況でした。社会復帰に向けて地域の資源に頼りたくても思うようにできず、歯がゆい思いもありました。

また、公認心理師が国家資格化となり、より社会に発信する力をつけていきたいと考えていました。これも、外部との連携が取りにくい前職ではなかなか機会を作ることができないことでした。

ここに家庭的な事情も加わって、次の職場を決めることなく前職を退職し、時間をかけて転職することを決心しました。

Q.なぜビューズを選んだのか?
A.自分の経験を活かしつつ、前職で限界に感じていた部分に挑戦できると感じたためです。

転職のテーマは、「仕事内容の半分は自分の経験を活かせて、もう半分は新しい挑戦ができる職場を探すこと」でした。初めての転職ということもあり、全く未知の領域には不安が大きかったです。

そんなとき、ビューズの求人を見つけました。支援の中心は集団のファシリテーションということで、前職での復職支援プログラムやグループ療法の経験は直接活かせると考えました。また、症状の回復だけでなくキャリア支援を行っていること、外部との連携を積極的に行っていることなど、自分が前職で限界を感じていた部分に挑戦できると感じました。

採用のプロセスで事業所見学を何度もさせてもらいましたが、自分が勉強してきた認知行動療法が、支援の枠組みに入っているように感じたことも私にとっては馴染みやすさにつながりました。

Q.採用プロセスで気づいたことは?
A.自己理解が深まる率直なフィードバックを伝えてもらうことで、継続して成長できる環境だと感じました。

採用はお互いの理解を深めるため、じっくりと時間をかけて進められました。採用のHPにも「当社の採用ステップの項目はとても多いのが特徴。それぞれのステップにおいて、自己理解を深めていただく仕掛けが施されています。」という記載があった通り、最初のエントリーの瞬間から価値観の掘り下げが始まっていました。

実技試験では、本当に多くの気づきをもらえました。特に、個別面接の実技では、自分が限られた環境の中で適応していただけで、地力はまだまだ未熟であることを痛感しました。その際にも、丁寧で平等なフィードバックをいただき、良い面と改善点をはっきり伝えてくれるのがすがすがしく、継続して成長できる環境だと感じました

Q.入職後のギャップとやりがいは?
A.多くの事務作業と並行して支援業務を行うことの難しさや、利用者様への関わり方の違いに戸惑いながらも、自分のやりたいことに挑戦する機会をもらっています。

実際に入職してみると、「言うは易く行うは難し」の連続でした。当たり前のことを当たり前に、ということがいかに難しいかを痛感しています。

まず、予告されていましたが、事務作業や書類作成がとても多いこと。前職でも医療事務や書類作成をしていたのでこなせるかと入社前まで考えていましたが、想像を超えていました。支援業務と事務作業の両立はハードで、現在は仕事の量を配慮してもらいながら業務を覚えている段階です。

また、利用者様への関わり方の違いにも戸惑いました。「担当制ではあるがスタッフ全員で支援する」というのがビューズの方針です。その方針に共感して入職しましたが、実際に自分が携わると前職の個別カウンセリングの癖が顔を出し、自分一人で抱えてしまうことがありました。他にも、日常生活や仕事の場面など幅広い観点によるアセスメントの聞き取り方や、ビューズ独自の支援スタンスに沿った面談の進め方などの違いも感じており、過去の自分の癖と方針とのギャップを埋めるよう努力しています。難しさはありますが、自分の中の幅を広げる機会になっており、やりがいにもなっています。

一方で、挑戦できたこともあります。まず、外部連携の最初の一手として、利用者様の通院先に同行を行いました。主治医にビューズでの取り組み内容を説明したり、方針を(福祉と医療の両軸で)すり合わせたりと、外部資源とつながる経験を得るチャンスが回ってきたのです。最初は他のスタッフが主で行っているものに同席させてもらい、(経験を積み重ね)、今は事前に相談した上で1人で行っています。集団に向けたファシリテーションについても、最初はやり方の違いに戸惑いはありましたが、徐々に慣れてきたことで、担当するプログラムも増え始めています。少し先の話ですが、外部への発信の機会として、研修の講師の話もいただきました。上司から講師をやってみないか?と打診があり、自身のキャリアアップにもつながると思い手を挙げました。経験が浅くても、やる気があれば新しいことにチャレンジができる環境がビューズの魅力です。

新しい業務や環境に適応する今の自分の体験は、利用者様から聞く体験と驚くほどリンクし、共感にもつながります。だからこそ、自分の課題に向き合いながら前に進む利用者様に、改めて尊敬の念を抱いています。支援員として、また1人の人間として、周囲の助けやフィードバックをもらいながらできることを増やし、質の良い支援として還元できたらと思っています。